東京大学の塚谷裕一教授、王子寧さん、京都大学の望月敦史教授、立教大学の堀口吾朗教授らと井上との共同研究成果が、The Plant Cellに掲載されました。
本研究では、植物細胞の形に残る「分裂の記憶」を利用して、1枚の顕微鏡画像から直近の細胞分裂を高精度に推測する手法を開発しました。分裂によって新しくできた細胞壁の両端に残る接合角度に着目し、シロイヌナズナの葉原基で適合率94.1%、再現率92.5%を達成しました。
さらに、茎頂分裂組織でも高い性能を確認し、他の植物への応用可能性も示しました。解析ソフトウェアも公開しており、多様な植物の形づくりに関わる細胞分裂パターンの解析に役立つことが期待されます。